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こんにちは。
株式会社ナカハラです。
3回目の今回は前回に引き続き「Googleアルゴリズムアップデート」について解説します。
前回のコラムで紹介し切れなかったものをご紹介いたします。
クオリティアップデートとは、コンテンツ品質の評価に関するGoogleのアルゴリズムアップデートです。
コンテンツの良し悪しを判断する順位付け評価の変更ということになります。
2015年5月の初旬に見られた順位変動についてGoogleが回答し、この新しいアルゴリズムアップデートのリリースが判明しました。
クオリティアップデートはページやサイトを対象にしたものではなく、検索アルゴリズムの順位付けにかかわるシステム自体をアップデートしたものになります。
対策法としては、ユーザーニーズを満たしたオリジナルで信頼のおけるコンテンツを作ることが最も望ましいと考えられます。
モバイルフレンドリーアップデートとは、2015年4月21日にモバイル機器のためにリリースされたアップデートです。
このアップデートはモバイルフレンドリーなWEBページを評価します。
そのため、モバイル用に表示を最適化し、ユーザーが快適に閲覧できるようなWEBサイトの順位が上昇するようになりました。
つまり、モバイルフレンドリーではないWEBページは、相対的に順位が落ちるということです。
モバイルフレンドリーアップデートの対策方法は下記の2つです。
①ユーザーエクスペリエンスを改善する
ユーザエクスペリエンスの改善とは具体的には、モバイル端末でも読みやすい大きさに文字のサイズを調節することなどが挙げられます。
また、htmlファイルのheadタグ内に「※viewport」を設定することもGoogleから推奨されているモバイルフレンドリーアップデートの対策の一つです。
また、タップやスクロールがしやすいか、という最適化されているかどうかも重要な指標になります。
②ページの速度を改善する
モバイルフレンドリーかどうかは、Google公式ページで確認することができますので、参考にしてみてください。
インターステイシャルアップデートは、2017年1月10日に実施されました。
インタースティシャル(広告)とは、モバイルアプリを操作して画面が切り替わる際に表示される全面広告のことです。
経験のある方もいらっしゃるかもしれませんが、コンテンツの上にオーバーレイする形で広告が表示されるため、スマホやタブレットからアクセスしたとき、広告を誤ってタップしてしまうユーザーが多くいました。
これらはどう考えてもユーザーにとって不便でしょう。
そのためページ閲覧の妨げになるとして、Googleはインタースティシャルアップデートを敢行しています。
これにより、コンテンツを隠すような広告や、スクロールできない広告、タップをしないと消えない広告などを表示するページの順位が下げられました。
アウルアップデートとは、2017年4月26日に実装されたフェイクニュースなどの社会に著しく有害であるコンテンツの順位を落とすアルゴリズムアップデートです。
大きな変更アップデート内容は下記の3つです。
①攻撃的または、デマを含むコンテンツの順位を落とした。
②コンテンツの品質評価のガイドラインの更新。
③おかしなサジェストの内容についてユーザーからのフィードバックを行えるようにした。
このアップデート以降、コンテンツの質(正確性、オリジナリティ、専門性、信頼性など)がますます重要になってきています。
今回は前回伝えきれなかった重要なアップデートをご紹介しました。
難しい事が書いてあるようですが、一番伝えたい事は常にユーザーファーストで考えられているという事です。
次回は最終回、コアアップデートに関してご紹介していきます。
どうぞよろしくお願いいたします。